プロジェクト
iBankマーケティング㈱ 地域総合商社事業への参画
2019年11月株式会社ふくおかフィナンシャルグループ傘下のiBankマーケティング社様が新規事業として地域総合商社事業を開始。トータルマーケティングプラットフォームの提供を通じて、地域の事業者の皆さまの商品開発からブランディング、販路拡大、プロモーションといったマーケティング活動全般におけるサポートをする取り組みに、チームメンバーとして参画しています。
地域を元気に!という仕事観に魅かれ
福岡らしいはじまりなんですが、古くからお付き合いのクライアントのトップマネジメントの方と食事に行った際、「金子さん(営業担当者)、有田焼の商品開発とかやってるじゃないですか、今度、地域を元気にする地域総合商社事業はじめるので、立ち上げ準備から参加してよ。」とのお話を突然頂きました(笑)。
私自身も、地域の元気に貢献したい欲求を持っていましたので、トントン拍子に話が進み、その1ヶ月後には、地域総合商社事業担当と刷られた先方の名刺を持って活動開始。iBank社自身が、新しいことに挑戦する事業体で、転職者も含めて、いろいろな人材がいる場所でしたので、違和感無くメンバー化されて行きました。
※サイトは、iBank社が運営するECサイト「エンニチ」
エンニチ | オンライン陶器市で話題 (ennichi-japan.com)
フィンランドで廃番となったデザインを有田焼で復刻!プロジェクト
商社仕事の一つを紹介します。このケースは、有田焼の窯元とフィンランドでこの商品をつくっていたデザイナーがコラボして、いつかこの商品を有田焼で開発したいと思いながらも眠っていたモノを世に出したプロジェクトです。
商社マンとして地域の色々な事業者様に訪問する中で、眠っていた商品と出会い、デザイナーや窯元の思いをヒアリングしながら、販売価格、商品撮影や紹介文を練り、iBank社が提供するクラウドファンディング「エンニチ FUNDING」に掲載。同時に、銀行アプリ「Wallet+」やTV番組で紹介をし、318セット1,224,300円の販売となりました。
みんなちがって、みんないい九州
相対的に経営資源が小さな企業が多い九州においては、組織を超えて、共創する行動がとても重要だと思います。共創する意識ではなく具体的な共創行動です。自らのキャリアとしても、組織外の、色々な人々と仕事をするのは刺激的で、システムやサービス要件を丁寧に積み上げる才能、お客様と緻密にやり取りをする才能、事業を粘り強く前に進める才能等に触れることが出来て幸せです。そして、なにより、地域は多様だからオモシロイ!という根底の仕事観を強く共有できることが九州の良いところだと思います。みんなちがって、みんないい九州勢として、共創行動を継続したいと思います。