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九州新幹線の全線開業10周年を記念して、一夜限りの「流れ星新幹線」を運行しました

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希望の光を九州に!

九州新幹線の全線開業10周年記念プロモーションを考える上での最大の課題は、九州はこの10年地震や豪雨などに苦しめられ、さらに新型コロナウイルスの影響もあり、開業時のように「みんなでお祝いする」という雰囲気とは状況が大きく変わっていた点でした。

被災された方々から、移動手段として日常的に新幹線を利用する人まで、様々な人が様々な心情でこのプロジェクトに触れることを考えると、ただ周年を祝うということではなく、九州全体が未来への希望を感じるのことのできる企画が必要でした。

その夜、新幹線が流れ星になる!

先に述べた課題を解決し、九州の人々の気持ちを少しでも明るくするために、流れ星に見立てた新幹線を走らせ、その瞬間に願いを込めてもらう「流れ星新幹線」という施策をJR九州様「輝け!みんなの九州プロジェクト」のみなさまと共に実行しました。

具体的には、事前にLINEを用いて願い事を募集し、そのうち777個を車両ラッピング・車内ポスターにして掲出し、3月14日に一夜限り、光を放ちながら走る特別運行の新幹線が鹿児島中央駅~博多駅間(256km)を駆け抜けるという施策でした。また、走行経路にビューポイントを設け、2021年3月で卒業する地域の小学生〜高校生と住民の方々を招待しました。

日本全国、老若男女から願いが集まった!

このプロジェクトに寄せられた事前募集の願い事は、日本全国47都道府県、年齢層も10代未満から90代までと幅広く、総数は8350通に上りました。また、約20万の関連ツイート投稿、約900件の記事が掲載され、広告効果は約6億円を超える結果を得ました。

関係者全員が想いを一つにし、様々な調整事項を乗り越えることで実現した一夜限りの「流れ星新幹線」は、九州の枠を超えて、日本中の人々に勇気を与えるプロジェクトとなりました。

多数の広告賞を受賞!

当日の様子を記録したムービーや、施策全体が評価され、国内外で合計14個の賞を受賞しました。

左から
西日本シティ銀行 取締役頭取 村上英之氏
JR九州 代表取締役会長執行役員 青柳俊彦氏
LINE Fukuoka 代表取締役社長CEO 鈴木優輔氏
電通九州 代表取締役社長執行役員 鈴木亨

◆ADFEST 2022
BRANDED ENTERTAINMENT LOTUS【GOLD】
◆ONE SHOW 2022
BRANDED ENTERTAINMENT【SHORTLIST】
◆第74回 広告電通賞
フィルム広告部門 【金賞】、【九州地区賞】
◆第59回JAA 消費者が選ぶ広告コンクール
テレビ広告部門 【JAA賞グランプリ】
◆第1回 鈴木三郎助全広連地域広告大賞
【最優秀賞】、【チャレンジ部門賞】
◆第61回福岡広告協会賞
【大賞】、ポスターL部門【銀賞】、アーバンアド部門【銀賞】
◆第59回 ギャラクシー賞
CM部門【優秀賞】
◆福岡コピーライターズクラブ賞
ムービー部門【FCC賞】
◆第9回 JAAA若手大賞
【優秀賞】
◆第14回日本マーケティング大賞
【奨励賞】
◆文化庁メディア芸術祭
審査委員会推薦作品
◆ACC TOKYO CREATIVITY AWARD
ブランデッド・コミュニケーション部門 Bカテゴリ【ファイナリスト】
◆第5回 HaHaHa Osaka creativity award
【ファイナリスト】
◆AD STARS 2021
Brand Experience &Activation 【CRYSTAL】